ミニマリストとしてSNSでも大人気の飯島彩香さんの2冊目の著書です。
ご主人様の海外赴任をきっかけに半年間のアメリカでの生活を通して、ミニマルライフの快適さに目覚めたそうです。
本書ではモノだけでなく、ついに会社員生活も手放した飯島さんがスマホでさらに快適な生活を送る方法を語っています。
『ミニマリスト スマホの中を片付ける』はこんな人にお勧め
✔ スマホでもっと快適な生活を送りたい人
✔ 自分のお金の流れを明確にしたい人
✔ やらなきゃと思いつつなかなか出来ない人
著者
飯島彩香さん。
通称 あやじまさんとして、SNSで大人気です。
デジタルに強いミニマリストということで、ご自身の肩書を「デジタルミニマリスト」と命名。
モノだけでなく、お金の流れや情報、スマホの中身もシンプルにし、ミニマルライフの快適さを提唱されています。
飯島さんのブログは、その考えだけでなく、具体的に「手放すヒント」が充実しています。
お勧めポイント
手放す方法が具体的に紹介されている
本書の最大のお勧めポイントです。
「モノを減らして快適ライフを」「情報を遮断して」と書かれているミニマリスト・お片付け系の本はたくさんあります。
しかし「具体的にどうしたらいいの?」というところまでは書かれていなかったり、書いていても「それ出来たら苦労しませんよ」といったことも多々。
本書は、LINEでの断捨離の方法やリモコンの整理の方法、ポイントカードを持たないことについてなど全て具体的に書かれています。
お金の流れを把握する方法が記載されている
ミニマリストというと、もちろん余計なモノを減らして…と「減らす」方向の話がメインになるのですが、本書では「お金の流れを把握する」ことにも言及しています。
なぜならそもそも「無駄を省く」ことは「無駄なお金を使わない」ことにつながるから。
クレジットカードを断捨離して最低限の枚数(本書では2枚としています)にすることで支払いを集約し、ポイントを貯めることも可能。
またクレジットカードであれば、家計簿を別につけることもなく利用の履歴がわかりますし、アプリの「マネーフォワードME」に銀行口座を連携させてお金の流れを見やすく把握できます。
モノを減らすことは目的ではなく、「快適に暮らすこと」の手段であり、「自由に生きるためのお金が無駄に減ってしまうこと」をなくすための一歩であることがよくわかるように書かれています。
やってみようかなという気にさせられる
本書では本当に多くの「すっきり快適に暮らす」ための方法が記されているのですが、著者の語り口が自身の体験を元に書かれていることもあり、とてもわかりやすいです。
メリットだけでなく、ちゃんとデメリットや自身の失敗談も書かれていることで、本当に自身の目を通して知らせてくれてるんだと思えます。
また適度に写真も入っており、特にiPhoneのアプリのフォルダの分け方については、すごくわかりやすいです!
他にもメルカリの梱包道具やカバンの中身の写真は必見です。
私が実際にやったこと(まとめに替えて)
実際に私が本書を読んでやってみたことは以下の通りです。
- スマホの中の不要なアプリの削除(使っていない「リマインダー」「計測」など)
- お薬手帳をアプリに
- LINEの「リマインくん」をお友達に
- ポイントカードを捨てる
- スマホの画面をダークモードに切り替え
- スマホアプリのバックグラウンド更新をオフに
- 自宅にいないときのスマホのWi-Fiをオフに
- スマホの通知機能を可能な限りオフに
ぜひ一つでも二つでもピンときたものがあったらお試しください!
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