給料日、ボーナスが入った日、何かあってテンションが上がってる日、ふと思う。 「買いたいだけ本を買えたら楽しいだろうな」
本は一期一会、一瞬の出会いを大事にすべきでは?
妄想ぐらいいいではないか。
そんな気持ちからはじめた「1万円で本を買うとしたら買いたい本」。
今月も選んでみました。
- 『この世の喜びよ』 井戸川射子 ¥1,650
- 『バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ』 山口恵衣子 ¥814
- 『民宿ひなた屋』 山本甲士 ¥825
- 『田中学園立命館慶祥小学校開校記念誌 田中賢介はなぜ小学校をつくったのか』 田中賢介 ¥1,500
- 『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』 越智月子 ¥1,650
- 『美しい本屋さんの間取り』 建築知識 ¥1,980
6冊合計:¥9,941
『この世の喜びよ』 井戸川射子
まずはこちら。
2023年芥川賞受賞作品です。
受賞きっかけで紹介された作品の中で一番気になりました。
表紙もとても特徴的ですよね。
『バナナケーキの幸福 アカナナ洋菓子店のほろ苦レシピ』 山口恵衣子
某サイトでお買い物傾向からおススメされました(笑)
母娘が洋菓子店を始めるお話とのこと。
ハートフルストーリーと紹介されていたので、気に入りそうだなと思っています。
『民宿ひなた屋』 山本甲士
民宿というところに行かなくなって久しいです。
推し活や出張で遠方に行くときは圧倒的にビジネスホテルを選ぶ私ですが、目的を設定しないその土地を知りたい旅には民宿という選択肢もいいかもしれません。
帯の「〔負け組〕コンビが奇跡を起こす!」が気になります。
『田中学園立命館慶祥小学校開校記念誌 田中賢介はなぜ小学校をつくったのか』 田中賢介
この選書に興味を持っていただいた方は私と趣味が合うかもしれません。
著者の田中賢介さんは元北海道日本ハムファイターズの選手。
プロ野球選手のセカンドキャリアというと、球界でコーチ業や職員になる、タレント(ごく一部ですが)、サラリーマン、個人事業主(飲食業等)というのが多いのかなと思っていました。
著者は2019年の引退後、野球界に携わりながら北海道に私立小学校を設立しました。
野球のスクールを立ち上げる人は今までもいましたが、いわゆる普通の小学校を設立したのは彼が初めてではないでしょうか。
著者が学校を設立した経緯、想いを知ってみたいと思います。
『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』 越智月子
こちらは亡き父のカフェを引き継いだ主人公がシェアハウスを始めるという話とのこと。
シェアハウスということは住民たちとの関わりが物語のキーとなっていくのかな。
こちらも帯の『人付き合いの苦手な私が、シェアハウス始めました。』が選出のきっかけになりました。
『美しい本屋さんの間取り』 建築知識
最後はこちらの本です。
本も好きですが、本屋さんも好きな私。
何度でも立ち寄りたくなる本屋さんとそこまでは思わないと感じる本屋さんの違いってなんだろうと思うことがあります。
本書は社会人になりたての頃から存じ上げている柳々堂さん、一万円選書でおなじみの北海道のいわた書店さんなどが取り上げられています。
まとめ
今回の「一万円あったら買いたい本」いかがだったでしょうか?
民宿、シェアハウスの本を選書したのは私が人とのつながりを求めているのでしょうか。
「一万円あったら買いたい本」は普段なかなか手に取らない本と出会えるチャンスでもあります。
あなたも1万円あったら買いたい本をぜひやってみてくださいね!
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